この写真の中の”エベレストで使用”としてあるものが今回宮本健彦作ったものであり、ジャンルは凹面鏡型の部類に入ると思います。
特にビジネスにしようとして作ったものではありませんので、特許とかは申請しておりませんが、構造はまったく新しい新考案のものです。
以前東京農大でエベレスト登山を行ったとき、添付写真で「凹面鏡型-1」としている他社のものを持って行ったのですが、酷寒の中で組み立てが 3時間かかり大変と言う事でしたので、短時間で、軽くを念頭に、15分で組み立て出来るのを作りました。
添付写真の「凹面鏡型-3」としてある写真が同等品で、この写真自体は足利工大が購入してくれて展示室にあるものです。
私自身日本では、ソーラークッカー自体はホビーの道具としか思われませんが、特に開発途上国等ではかなり実用的に使われているようです。
これらの現状は Google などで”ソーラークッカー”といったキーワードで見ていただければかなり出てきます。
しかし途上国で使っている物は安い簡易型が主で凹面鏡タイプのような高機能型はあまりないようです。
途上国支援の NPO の方々等から私のタイプを途上国に寄付したいが安く出来ないか、と言うようなお尋ねが頻繁にありますが、もともと性能・機能中心で作ったものでありこれをこのまま量産しても価格ダウンはそこそこと思われます。
ちなみに他社の「凹面鏡型-1」は金型を作って量産していますが@3〜4万円程度私の「凹面鏡型-3」のタイプは完全一品生産で、約@20万円程度それに引き換え途上国で主流の「ボックス型」は@数千円レベル「パネル型」にいたっては数百円レベルです。
私も安い簡易型で少しでも機能アップしたものを考えてみようかとも思っています。
取りあえず現状ご紹介まで・・
興味のある方には、図面その他、差し上げています。


エベレスト使用状況
エベレスト使用状況


凹面鏡型-3
凹面鏡型-3