ねこふんじゃった資料室
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ねこふんじゃった資料室とは?
 
 ねこふんじゃった資料室の目的
    あそび歌の「ねこふんじゃった」に関する資料を収集・整理しています。
    世界中で知られているこの有名なあそび歌を楽しんでいただき、音楽教育の発展に寄与することを目的とします。
 
 ねこふんじゃった資料室の利用対象
    世界中の子供から大人まで、どんな人でも利用してください!
    音楽研究家、演奏家など個人、音楽団体を問いません。
 
 ねこふんじゃった資料室の利用規定
    [ 閲覧 ]
    現在のところ、ホームページによる資料の閲覧のみです。
    外部に対する資料の複写や貸し出しは行っていません。

    [ 著作権 ]
    当サイトにおける全ての画像・文章に関して、著作権は放棄していません。無断で引用・転載することを禁じます。引用・転載する場合は必ず出所を明示してください。

    また、当サイトに収録されている資料は、すべて提供者のご協力を得て収録したものです。これらの権限及び著作権は、作成者に属し、当サイトはこれを侵害するものではありません。何か問題がありましたら、ご連絡ください。また、当サイトに収録されている資料の、再配布や販売などの二次利用・商用利用を禁止します。なお、素材の提供を目的とするサイトで本素材を使用することはできません。
 
 ねこふんじゃった資料室の事業
    先述の目的を達成するために次の事業を行います。

  • ねこふんじゃったの曲を通して、音楽教育の情報メディアに関する企画、開発、コンサルティング
  • ねこふんじゃったの曲を通して、音楽教育の情報メディアの利用についての研究、発表会、演奏会の開催
  • ねこふんじゃったの曲に関する情報(楽譜、書籍、マルチメディア)などの収集分析、データベース構築、制作、選定、普及
  • ねこふんじゃったの曲を利用するための調査研究、企画設計、システム構築、運営支援
  • ねこふんじゃったの曲を通して、音楽教育の海外交流、協力、支援
  • その他、本目的を達成するために必要な事業
 
 ねこふんじゃった資料室の分類基準
    世界中で出版・発行されている楽譜や書籍、視聴覚資料などを網羅しようとしています。
    現在、日本で入手可能なものが主流で、一部はドイツ、韓国版の譜面も所蔵しています。
    今後は、世界各国の原語ベースのものも収集する計画です。

    1. 楽譜関係
      ピアノ・ソロ、ピアノ連弾曲集、器楽アンサンブル、ピアノ・ソルフェージュ他
    2. 書籍関係
      随筆を含む
    3. CD、TAPE、VTR関係
      音楽テープ、コンピュータ・サウンドを含む
 
 ねこふんじゃった資料室のメンバー
 
 ねこふんじゃった資料室の設立動機



    「ねこふんじゃった資料室」開設のきっかけについて



    Music Joy Miyamoto
    ねこふんじゃった資料室

    代表 宮本ルミ子 記




     ピアノをはじめた頃、「ねこふんじゃった」に接しました。その後、楽譜出版のシコルスキー社(Edition Sikorski 刊、"Floh Walzer"(ノミのワルツ)、編曲:ヘルムート ランゲ(Helmut Lange)の裏表紙をみた時、スペイン語の「チョコレート」、フランス語「カツレツ」などの楽譜を見たいと思いました。

     それからは機会をみては、この曲に関するさまざまな楽譜やら書籍を世界中から取り寄せたりなどしたり、また演奏家の方々との交流を続けながら、こうした「ねこふんじゃった資料室」づくりを進めて来ました。

     その後、こうした楽譜をいくら探しても見つかりませんでした。実際、インターネット時代なのに検索しても不可能だったのです。そんなバカな・・・。

     輸入楽譜の専門業者、国内20社ほどに頼んでも出てきませんでしたが、ドイツのシコルスキー版と韓国版などの貴重な楽譜を入手できました。

     これ以外の外国版「ねこふんじゃった」の楽譜が出てくるなら天にも上る思いがします。是非、情報や寄付をお願い申し上げます。

     前記した題名をご覧のように、外国では「ねこふんじゃった」という題名は通用しません。例えば、ロシアでは「犬のワルツ」、ユーゴスラビアでは「黒のメロディ」などというものだからです。 各国の原語の題名をご存知ならばお知らせ下さい。

     いままで収集した経験では、幼児の本やピアノ連弾曲集関係の楽譜がほとんでで、ピース楽譜では皆無でした。

     現在のところ、情報整理におわれている段階で、音楽民俗学的な体系化やデータベースなどの本格的なシステムサービスにはまだ不充分です。

     しかし、いままでの成果をこのようにインターネットでの公開によって、「ねこふんじゃった」曲を世界中の人々に楽しんでいただきながら、情報価値を共有していただければ幸いです。

     今後もどうぞよろしくご協力・御支援をお願い申し上げます。
     
 
 文化人にみる、ねこふんじゃった資料収集の動機


    「ねこふんじゃった」のきっかけ

    桝田武宗氏 記 

    (東芝EMI 「ダンスダンス」のCD説明書より抜粋)




     「ねこふんじゃった」、もちろん,ご存知ですよね。この曲には、みんな楽しい思い出をもっているはずです。小学校の音楽教室ー音楽の授業がはじまる前、必ずいたずらして弾いていた子いたでしょう?そう、この曲はピアノを習っていない子だって弾けたのです。

     私がこの「ねこふんじゃった」に興味を持ったのは、もうずいぶんとむかしのことになります。たしか外国への船旅の中でピアノをいたずらしながら、みんなでお酒を飲んでいたときだったと思います。その時、一緒にいたのは、アメリカ人、カナダ人、フランス人、ベルギー人などで、いいかげんピアノに遊び飽きていた頃、フランス人の女の子(18歳くらいか?)が、「これから私の名演奏をお聞かせします」といって、この曲を弾き出したのです。

     するとみんな大笑いで「この曲は『ブリッジ』よとか、『サーカス・ソング』『蚤のワルツ』とかじゃありませんか!さらに『アヒルの子たち』でしょうとも!で、大騒ぎがはじまったのでした。

     もちろん私は、正調『ねこふんじゃった』で(I stepped on a cat)と説明。もちろん歌詞だって提示し、♪ねこふんじゃった・・・を歌って見せると、「一体、それは何だ!」とまた大笑い。こんなやりとりの中、フランスの女性は「これは『カツレツ』で,おなかが空いていたので弾いたんだから」と言いきった。

     子供の頃からずっとこの曲は「ねこふんじゃった」と思いこんでいたものが、実は,いろんな国にあり,名前もかなり違いがあることを知って、とても楽しくなった。

     外国の旅が終わった後、私は曲名の論議などすっかり忘れてしまっていたが、ある日、一軒の家からこの曲が聞えてきた。それであの夜のことがよみがえって、この曲名の不思議を調べ始めたのが偶然のきっかけとなりました。
     
 
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